義務教育を修了し、次の進学先は大変悩むことと思います。お子さんの状態やご本人の希望なども考慮しながら進学先を選んで行かれると良いかと思います。
障害のある子どもに対し、学習上または生活上の困難を克服するために必要な知識・技能などを養うことを目的とする学校です。地域の特別支援学校または、高等部のみの特別支援学校もあります。
どちらも入学にあたっての選考や定員があります。倍率が高い学科もあるようです。
また、入学選考はあっても特別支援学校ですので、卒業時は「特別支援学校高等部卒業」となります。高等学校卒業ではありません。
【クラスの人数や先生の人数は…】※三郷特別支援学校の場合
県内いずれの特別支援学校高等部では入学選考があります。
ただし、下記の学校については、入学許可候補者とならなかった場合、学区の特別支援学校(上に掲載されている特別支援学校)への願書提出ができます。
令和5年4月開校の高校内分校について
引用:埼玉県教育委員会ホームページ https://www.pref.saitama.lg.jp/f2212/gakko/tokubetsushien/2109073.html
インクルーシブ教育及び高校における特別支援教育の推進、並びに知的障害特別支援学校における児童生徒の増加に対応するため、鳩ケ谷高校、狭山清陵高校、白岡高校内に新しい高校内分校を設置しました。
1 開校年月 令和5年4月
2 設置場所
⑴県立川口特別支援学校鳩ケ谷分校 川口市里225-1(鳩ケ谷高等学校内)
ホームページ https://kawaguchitokubetusienbunkou-sh.spec.ed.jp
⑵県立狭山特別支援学校狭山清陵分校 狭山市上奥富34-3(狭山清陵高等学校内)
ホームページ https://sayamatokubetusienbunkou-sh.spec.ed.jp
⑶県立久喜特別支援学校白岡分校 白岡市高岩275-1(白岡高等学校内)
ホームページ https://kukitokubetusienbunkou-sh.spec.ed.jp
3 設置学部・学科 高等部・普通科
4 設置規模 生徒48名(6学級)※令和5年度は第1学年のみ在籍
5 対象 知的障害のある者で自力通学が可能な生徒
今後の特別支援学校の高校内分校の設置について
引き続き、障害のある生徒とない生徒が共に学ぶ機会の拡大を図るとともに、特別支援学校の生徒増に伴う教育環境の整備を進めるため、令和6年度の開校に向け、特別支援学校高校内分校の開設準備室を設置します。
1 名称及び開設準備室設置場所等(令和6年4月開校予定)
⑴ 大宮商業高校内分校(仮称) さいたま市見沼区大和田町1-356(本校:上尾かしの木特別支援学校)
ア 開設準備室について 大宮商業高校内に設置
イ 開設準備室ホームページ https://kasinokitokubetusienbunkou-sh.spec.ed.jp
⑵ 新座柳瀬高校内分校(仮称) 新座市大和田4-12-1(本校:所沢おおぞら特別支援学校)
ア 開設準備室について 新座柳瀬高校内に設置
イ 開設準備室ホームページ https://oozoratokubetusienbunkou-sh.spec.ed.jp
⑶ 三郷北高校内分校(仮称) 三郷市大広戸808(本校:三郷特別支援学校)
ア 開設準備室について 三郷北高校内に設置
イ 開設準備室ホームページ https://misatotokubetusienbunkou-sh.spec.ed.jp
2 県内の高校内分校について(PDF:449KB)
*子育てハンドブック「いっしょに歩こう」より 卒業後の進路についてのQ&A
Q.特別支援学校の高等部は、高卒ではないと聞きました。本当でしょうか。
A.「特別支援学校高等部卒」となります。
Q.特別支援学校高等部を卒業してからはどんな進路に進みますか?
A.障がい者雇用枠を活用する企業就労、就労継続支援 A 型および B 型、就労移行支援、生活介護施設などが主な進路先となります。
※1 高等学校には公立(県立)と私立があります。通信制は私立学校がほとんどです。学校によって発達障害のお子さんに対してのサポートに違いがあると思いますので、入学前に不安なことなどは問い合わせることをおすすめします。
※2 サポート校とは、高等学校通信教育を受けている生徒や高等学校卒業程度認定試験合格を目指す個人に対して、学習に対する支援などを行なう教育施設です。学習センター(高等学校通信教育)とも呼ばれています。サポート校を利用する発達障害のお子さんも増えているようです。